那智の滝とクライマー佐藤裕介。
遥か昔
今から2000年前から
この瀧を目の当たりにした
ある人が
ある人々が
抱いた畏敬の念
そんな純粋な祈られてきた
わずか130年前のある日
無理矢理力づくでその時間を,日本人の信仰心や憶い出を引き裂き
自然という人造の「線」が
明治政府により引かれた
政治家は
修験道廃止、様々な古武道、呪術や骨接ぎの禁止、廃仏毀釈など
近代化という名の元
西洋の工作員のいいなりのプードルである姿は変わらない
2012年7/15事件が起こる
そんな日本人の祈りに護られたご神体の瀧に
金具を打ち込み登りそこなった馬鹿3人
ゴールドウィンのスポンサーも受けていたプロクライマー佐藤裕介と大西良治と宮城公博が
逮捕される
日本の数々の山で、同じような愚行と奇行を繰り返してきた佐藤祐介
今でものうのうと山岳ガイドをし、WEBまである図々しさに
知性のかけらもない
那智大社の朝日宮司のお怒りも
地元の方をはじめ,世界中の怒りを
未だわからない佐藤
このご神体に傷を付けながら登るなんて
恐ろしい無知な3人
あまたの修行僧や修験者が民衆が徒歩でここに佇み
命を掛けこの山にこもり
瀧に打たれた信仰の染み込んだ領域
世界遺産というブランドとは別な次元の尊い場
京都御所の侍、文覚がおなじ京都御所の侍の妻と恋に落ち
ある夜「かけさごぜん」がワザとその寝間に寝た為、誤って殺めてしまった。
その日から彼は人生が変わり修行に出る
真冬の那智の瀧に打たれ2度死んだが
不動明王の使い、矜羯羅童子、(こんがらどうじ)制?迦童子(せいたかどうじ)
に助けられたという逸話が
国芳から弟子の芳年に受け継がれ
明治20年(1885)の浮世絵にもなっている
筋彫りまであり、おそらくみじんのズレも許されなおそらく7〜8枚の櫻の版木が
1885年神田鍛冶屋町の名人 刷師 長谷川常次郎のもとで刷られた
その数年前の明治17年には、木曽御岳山の池に住む龍王の託宣により25歳で
出家し、木の葉の衣装をまとい大峰山で16年もの修行生活をした、荒行の行者 林実利(はやしじつかが)
がの瀧に身を投じ捨身入定(しゃしんにゅうじょう)した。
ユダヤと明治政府のそうした、見えない力や先人の祈りを排他し
宗教の合理化の愚行に反発した身を以て伝えた結果なのかもしれない
今の日本は
地球の恐れを
地球の畏れを
忘れている
ひねれば水が出
スイッチパチリで電気がつき
いかす植木を部屋に置き
奇麗な公園を見せる犬と散歩し
正月や都合のいい時だけ自分勝手な願い事
佐藤祐介もしかり
日本は今乱れている
から
こうした天然の古来の人々が崇め
護った聖地に囲まれた日本を
もう一度よく観るべきだなと
改めてこの飛瀑の前で感じた
文覚さんを始め
この地に住む天狗 那智滝本前鬼坊さん
龍神様へ
言葉と祝詞を捧げた