スネーク
2002年の冬のマウイ島はホノルアベイ。
地図を助手席に広げ、この日から毎日ホノルアベイへ向かった
パソコンもなければ波の情報の見方もわからなかったが、それでよかった。
サボテンと切り立つ崖下で、一面に開けた海にレギュラーの大波の割れる場所だった。
ここも僕にとって世界の海岸で好きな場所の1つだ。
波は偶然にも毎日よく、多くのレジェンドがここに集まっていた。
今は亡きシェイパークリスバンダーボートと出逢ったのもこの日。
この写真はいつも大波に一番奥から乗ってくるレジェンドスネーク。
最近、偶然雑誌でも御見かけしたが、古いハワイの王族の血を次ぐやはりホノルア
のレジェンドの方だった。
ローカル色の強い場所な上、神聖な感じがしている。
36枚のフィルムを入れ、崖を降り100m程沖へ泳ぐと、太陽と波に包まれた。