竹からおそわる

竹のこもっていきんさい

雨の中
今ほってくるから

延々山を迷い
蜘蛛の巣だらけで
偶然服部半蔵の忍の山のお参りから
降りてきて

話しかかけらたのは6年ほど前

旦那さんが
いきなり
服部半蔵ですか?

そんな訳ないですよ〜
え〜
お参りにきてくれてるの?忍者さんの?
貴徳な人だな〜
東京から?
なんでこんな田舎の山に〜

それ以来
何度も急に来ても
タイミングよく会える

前回は
なんだか竹藪にいたんだけど
帰ったほうがいいかな〜と
急に思うと
あんたの車があったわ〜

今回も雨でノラしごと上がったら
また車があったさかい

不思議やね〜

見えない何か

竹の子はねすぐに茹でるか
冷蔵庫やで

味が一気に落ちるから

東京はね
棚にね
飾ってある
いつほったかわからんん
竹の子を買うんだよ
でかいと1000円とか?

ほんまかいね〜

自然を遠のけた暮らしやナビの付いた車が
人を弱らせ、野生を失わせ、感覚もにごら
せる。

人が作った物で人が大切なものを失っていく

竹の子とおばちゃんから改めて気づかされる

米糠入れあるからね
すぐ茹でなさいね

また電話してからきんしゃい〜

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