藤林長門守
甲賀と伊賀の湯舟に眠る
伊賀の上忍 藤林長門守さんへお会いしに
昨日、彼の子孫の眠る
西念寺のお墓で住職に貼ったりお会いできた
伊賀の12人衆のお一人
百田藤兵衛さんの比自山へ行くとじょう
そうだ通り道だと車を走らせ
お参りが終わると、御住職が、書道をやっていたが
気が乗らず、たまたま駐車場の鍵を確認しにいらした
10年で初めてお会いでき
しばらくお話をしていると
あれ
急に鳥肌が!普段はないんですが
と言われ
僕が風がきますよと言うと同時に
風が吹いてきた
やはりいらっしゃいますね
きてくだいましたね
住職と会わせてくださった訳です
甲賀の境の藤林(古い幾つもあるお墓には富士林とも)
10年前からここと、その後先祖の長門守さんのお墓と
彼らが立てこもり
多くの忍の方々が亡くなった雨乞山へ
お供えをし、お酒とお水を置いて
話しかける
なんだか涙が溢れてくる
近くには藤林さんの住まわれていた、山城もある
お墓は大正時代にここへ移動されたそうだ
見えないが、明らかに
風を感じる何かが伊賀にはある
信長の傲慢で巨大な力に
屈せず戦った彼らこそ
今の日本に大事な時間
侍の心持ち
故郷と仲間を守り命を惜しまんとした彼らを偲ぶ