人は器 神使い
事代主、武人の神、お稲荷様、白龍や
物凄い数の神様の集まる海の神社で30年神使いの後
ご先祖から数えて何代だったか?
平安時代には
紺碧の荒々しい海の
岩の先端にあった祈り場が
南伊豆の石室神社
御神体は役行者
遥か昔より
小澤家が代々受け継いできた
途方もない時間
夕方1時間ほどお話をしたのは
2014年12月10日の1時間
子供の頃たまたま会った
木曽の御嶽山の修験のおばさんに
あんたはね
岩の中の格子窓のある場所にいるのが見える
と言われた
若い時いろいろな仕事をしたがうまくいかず
ある日のこと親族に先祖が降りてきて
小澤家のあんたに神社を継いでほしいと
口よせのように親族に話させて
驚き
こんな最果ての神社だけではとうてい
食べてはいけません
と言うと
何とかするから大丈夫だと
話していた
どの仕事もここを継がせるために
先祖の宮司がダメにしていたと話し始め
半信半疑毎日ここへ通い
役行者と世界の安寧をお祈りをしていた
風の日や雨の日は誰も来ない最果てだが
結果
何とかお守りの販売などで
食べていけるようになり
今は息子さんがここを受け継いでいる
そしてそこは
岩の中の格子窓の社だった
神様のお使い