Kyoto 京都 興聖寺 織部寺展示
普段は非公開の興聖寺 は侍で茶人 古田織部が自ら天海や藤堂高虎と作った菩提寺
春の特別公開が3/30〜5/6まで開催 入場料800円
僕の展示は特別公開でも公開されない、織部の茶室で数日間行わせていただきます。
この展示は狭い茶室ですし、公にはしていないので、こられたかたがご縁でゆっくりお話できたら
という感じにしています。今回の特別公開では非公開で、この期間だけ望月住職のご好意で
お貸しくださいました。
4/4~8の 午前10時30ごろから16時までを予定
江戸時代の画家曽我蕭白さんも菩提寺でもあります
織部さんは徳川にあらぬ嫌疑を被せられ
かくなる上は一切の申し開きなし
と弁解ひとつせず
1651年6/11 長男重嗣と自刃
6/13には次男重尚と三男重行が江戸で自刃
5男重久は大阪城で討死
4男重広は興聖寺の和尚に長男の息子や自分の息子を託し
興聖寺の墓の前で自刃された
織部さんは大胆でユーモアがあり
利休の弟子として、また様々な自由な形の器に、自然界の移ろいを描いた
織部焼きや、刺身を解析スタイルで出すなど斬新な方で
作法にも拘らず、ざっくりされた侍の様です
絵は自分では描かずに、プロデューサーとして利休の黒の世界
ワビサビ、色、全てを排除した死守の世界観から離れ
窓を設け光を取り込み、感性や美意識の自由を体感させた方の様です
大徳寺で得度されていた織部さんは、奥さん仙さんがお坊さんに
どうしたら良いでようか?と尋ね ると。
織部さんはここで修行されたから、この寺でお預かりするのが筋と
言われ、石田三成の横に眠られていました
大徳寺の塔頭の三玄院のご住職にお聞きした
しかし御霊は興聖寺にいらっしゃるかと感じます。
茶室には非公開の織部像もあり。
お供えやお酒を織部さんに捧げることもできますので、ぜひお心を傾けてくだだれば幸いです